あれから10年。
この私が、新任の常勤監査役の皆様に向けて、研修講師としてお話させていただくなんて、夢のよう・・・。
10年前の私からしたら考えられないことです。
この10年、IPOの挫折と達成、転職の失敗と成功、そして再びIPOへのチャレンジと色々な経験をしました。
たくさんの人に出会い、刺激を受け、助け助けられ、苦しかった時もありましたが、仲間に恵まれてずっと楽しくやってきました。
今にして思えば、何一つ無駄な経験はなかったです。
その経験の積み重ねと職業倫理感からたどり着いた私なりの常勤監査役の在り方について、お話しさせていただきました。
また12月8日には「会計監査の勘所」と題して講演&意見交換を予定しています。
ご出席いただいた常勤監査役の皆様は新任とはいえ、経験豊富な方々ぞろいで、新たな学びがたくさんあり、有意義な時間を過ごすことができました。
また、10年前に私が新任監査役研修を受けたときの講師の高橋監査役と一緒に講師を務めさせていただいたことも感慨深かったです。
帰り道、思ったのは、私はやっぱり常勤監査役になって良かったって事。
経営陣や会社の成長に寄り添って自分も一緒に成長できる喜び。
ゼロイチの連続は大変でも、少しずつ形を整えて着実に企業価値を向上させていく過程は至上の喜び。
前向きな刺激を頂いた登壇でした。

帰り道、万博のイルミネーション輝く御堂筋にて
